ポニーリーグの紹介

日本ポニーリーグベースボール協会 http://www.pony-japan.com

関東連盟 http://www.kanto-pony.com/

日本ポニーリーグベースボール協会は、昭和50年5月5日の子供の日、川崎球場で第一回目の日本選手権大会が開催されました。翌年にはブロンコリーグ(小学生)も発足された、歴史ある小・中学生硬式野球リーグです。
 
中学生によって構成される硬式野球リーグ
PONYのPは、Protect(守る)、OはOur(我々の)、NはNation's(国の)、YはYouth(青少年)を意味し、ポニーリーグの誠心となっています。ポニーとは英語で子馬を意味し、中学生の若々しい元気な姿を連想して名付けられたといわれ、リーグのシンボルマークとしても使われています。
ポニーはアメリカで生まれたプログラムです。従って日本の高校野球の理念とは大きく異なります。
日本では、部員が50人、100人いようがレギュラーはベンチ入りできる数だけです。それ以外の部員は白い練習着です。レギュラーにもれた部員は必死にレギュラーを目指してがんばります。3年間、試合に出られなくてもその努力を評価します。
アメリカでは、白い練習着の選手の存在は認めません。登録部員全員を試合に出させます。そこで、2チームできる数の部員がそろい次第、2チーム目を作る義務が生じます。
ポニーの理念は野球を通じて立派な社会人を育てよう、という事です。自己の規律の確立、我慢、自己犠牲等、社会人になって必要になることは試合に実際出て、プレーしながら学び取りなさい、という事です。ポニーの部員数の多い所は毎年4チームを持って運営しています。そして全ての登録選手が公式試合に参加しています。
リエントリーについて
他の団体にはないポニーリーグのルールとして「リエントリー」があります。スタメン9名に限って、一度選手交代でダッグアウトに戻っても、再度試合に出られるというルールです。
この場合、打順は元のままですが、守備は変わってもかまいません。但し、投手だけは再度投手としては守備につけません。これも、選手交代に当たって、後のことを考えると指導者も容易に選手交代に踏み切れず、従って控えの選手はプレーの機会を失いやすい、という問題をスタメンを後に戻せるというルールを採用することによって解決し、1人でも多くの子供を試合に出させる、という事を可能にします。
投手の投球回数について
成長期の子供を故障から守るため国内では1試合最大で7回まで。
連続する2試合において、合計最大10回までとします。国際大会では、1試合最大7回までで、連続する2試合においても合計最大7回までです。また、国際試合では、4回以上投げた場合、次の試合まで40時間の休憩時間を義務とします。​